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SPECIALIZED レポート12

リベンジ伊豆一周

2012年10月10日

平日二日間のお休みが取れたので、なんとなく伊豆へ行こうと考えてはいたが前日まではノープランだった。当日の朝、4時に目覚めた時にひらめいた。清水港から土肥にフェリーで渡って土肥から伊豆を周ろう。土肥行のフェリーの始発は8時、清水まで約50kmだから時速20kmで自走すると2時間半、ということは出発は5時か。行けるじゃん。って二度寝してしまい起きたのは5時、急いで身支度をして出発したのは5時20分を過ぎていた。

 

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柔らかい北東の向かい風の中、意外とこげる自分に少しは体力がついたかなぁおと自信も持ちつつ清水までの最短コースを模索しつつ進んだ。今朝行くと決めたんだから仕方ないよね。急ぎの旅のため車道の隅を走っているが、時間が早く車の往来も少なく走りやすい。焼津市街を抜け大崩海岸に入り、車も少なく一気に走った。朝日が昇り海が眩しい。写真を撮る余裕はない。用宗に入り清水港までどう走るか考えた。南幹線が最短ルートと考え新しい「静岡大橋」を渡った。出航時間まであと1時間半。

 

南幹線のもうひとつ南側の新しい道を進むが、信号が多過ぎて自転車では毎回信号で止まってしまう。一向に進まない。焦りから幅の狭ーい道路を超えたとたん、「あ、信号無視!」と叫ぶ声がした。びくっとしたがそのまま走って行くと後ろから追いつき後輪にぶつけてきた。「信号無視するな、じじい」と叫ぶ声。後ろからずっと付いてくる。ここで止まってはいられないので無視してそのまま走っているとその人は去って行った。信号無視は反省したがそれよりも「じじい」と言われたことがショックでその先へこんで走った。今まで張りつめていたものがプツリと切れて明らかにスピードが落ちた。じじいかぁ、周りから見ればそうだよなぁ。何を頑張っているのか、そんなに無理しなくていいじゃん。7:40清水港着43km。

 

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大人2,200円、自転車500円の運賃を支払い、乗り場に駆け込むと誰も乗る気配なし。間に合った安ど感に浸っていると急にお腹が空いてきた。7:50乗船開始。といっても自分だけだった。自転車を船員さんに預け、2階のロビーに駆け上がり自動販売機を物色。ニッスイの焼きおにぎりを見つけてお金を投入、350円。温め時間180秒、カウントダウン開始。その間にフロントで暖かいコーヒーを購入した。

 

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暖かい焼きおにぎりとコーヒーで出航前から満足していると、窓の外に富士山が見えてきた。出航直後は手前の山々に隠れている富士山が、フェリーが進むにつれ姿を現してくる。この風解はフェリーでしか味わえないなぁと、「じじい事件」から少しずつ解放されていった。(笑)土肥港まで約1時間。9時過ぎに到着しフェリーを降りるときに気が付いたが自分の他に車が2台乗船していた。

 

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土肥港を出るとなだらかな上り下りの道が続く。松崎までは大した上りも無いことは前回経験済みだ。しかし左ひざに違和感を感じる。清水港まで頑張り過ぎたか。海が富士山がそんな自分を癒してくれる。すごくきれいだ。恋人岬のひと山を越えトンネルを抜けると宇久須。ここに「小鯵寿司」があり朝から持ち帰り用を売っていてお昼のお弁当用に購入。10個入りで1,200円。

 

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宇久須から堂ヶ島、松崎、雲見へと美しい海が続く。松崎を過ぎると左ひざに激痛を少しづつ感じるようになってきた。上りは徒歩に変更。でもそのおかげで美しい海を堪能できた。全部で2時間分くらいは歩いたかな。なんとか石廊崎への分岐店まで来た。もう上りは無理なので下賀茂へ下る道を選択し下った。今夜は下賀茂(泊)。

 


2012年10月11日

きょうは伊東まで走ってあとは輪行して帰るだけだ。気持ちも楽で景色を見ながら走った。東伊豆は結構交通量が多いので気を付けて走らねば。下田の外浦海岸はきれいだね。東伊豆の海もきれいだ。遠くに大島も見えた。

 

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